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monotonicaの本読み

このサイトの記事を書くときに参考にしている本。(随時アップデート)

同じテーマであってもいろんな角度から見ることで理解が深まるし、正しさの確認もできる。

COMPUTATIONAL FLUID DYNAMICS The Basics with Applications [Anderson, 1996]

今のところもっともよく読んでいる本。 流体力学的な側面からの解説だけでなく、実際にコードに起こして問題を解く過程も丁寧に解説されている。 ただしコードは載っていないので、ちょっと気合いを入れて自分で書く。 各章の冒頭あるいは末尾にその章での学びのロードマップが掲載されていて、全体像を掴むのに便利。

圧縮性流体力学 [日本航空宇宙学会, 2015]

Andersonの書籍は(平易であるとはいえ)英語で書かれているのに対して、この本では同様の内容が日本語で読める。ありがたい。 第9章ではAndersonの書籍にある問題と同じ問題が出てくるので、相補的に使っている。 2次元版のコードが公開されているので参考になる。

はじめてのCFD [棚橋, 1996]

数学的な側面から理解を補うのに参照している。 Andersonの書籍では扱っていないテーマ、他の本では見つからなかった内容も出てくるので、参考用に都度あたっている。

Pythonで学ぶ流体力学の数値計算法 [藤井, 2020]

流体力学の数値計算法の書籍としては新しめなので、現在から見た過去の研究の様子が一望できる。 基礎的な部分の勉強が一通り終わったらこの本の内容に取り掛かりたい。

気体力学 [Roshko(芳尾訳), 1960]

超音速流れの理論的な部分を確認したいときに読むが、難しい。

1からはじめるJuliaプログラミング [進藤, 2020]

Juliaのコードに起こすときの参考書として。 出版されてから結構経つけれど、日本語で書かれたJuliaの解説書としては今でも頼りになる。

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